【韓国 江原道】韓国が好きな日本人インタビュー:山口美佳さん

今回は、江原道・春川(チュンチョン)在住の山口美佳さんにインタビューしました。

韓国に来て17年。

お仕事、子育て、余暇をバランスよく両立させ、毎日を充実させて過ごしている山口美佳さん。

とっても楽しい雰囲気でのインタビューとなりました


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Q:自己紹介をお願いします

山口美佳(やまぐちみか)です。兵庫県神戸市の出身です。

韓国人の夫と、小学6年生の息子がいます。

江原道・春川(チュンチョン)に住んで17年になります。

Q:韓国との出会いは何ですか。

一番最初に韓国に行ったのは、高校の部活、ハンドボール部で遠征に来た時です。

それから、出身の神戸という土地柄は、在日の方が周りに多くいたので、日常で触れ合う機会もありましたし、学校の授業で取り上げられることもあり、気づけば韓国は身近な存在になっていました。


Q:韓国の住み心地はいかがですか。

今年で17年になる韓国生活ですが、結婚、出産、子育て、仕事と本当に色んな事を経験してきました。韓国社会での生活は、良いことも良くないこともありますが、韓国人の情の深さにはいつも心が温まります。

今では、知り合いや友人が増えて楽しく生活できるようになりました。韓国での出会いは、日本にいた時よりも多様で、韓国にいるからこそ出会えた多くの方との出会いに感謝しています。


Q:どんなお仕事をしていますか。

現在は、化粧品の原料をつくる会社に勤務しています。化粧品の原料の研究がメインで、仕事では、原料の試験・研究を行い、生産まで行っている会社です。

日本にいた時は、看護師をしていたので、化学や抗体の知識等、活かせる共通点もあります。普段、自分が使っている化粧品が作られる過程を知ることは、とても興味深く、面白いです。

仕事では、英語の論文を読むこともあって難しい時もありますが、ためになりますし、勉強の日々です。

Q:週末はどのように過ごしていますか。

友人と会って美味しいご飯を食べ、お洒落なカフェで過ごすのが楽しみです。日本人の友人だけではなく、色んな国の友人と会って話すのは刺激を受けるし、とても良い時間です。また、講演会や交流会に参加するために、たまにソウルに行くこともあります。


Q:ボランティア活動を積極的に行っていると聞きました。

はい、多文化(結婚移民者)のボランティアを中心に活動しています。

行事がある時には、日本代表として浴衣を着ることもあります。地元の小学校での多文化教育では、日本語を教える機会もあり、韓国の子どもたちに楽しく教えています。

韓国では、日本に対して色んな見方がありますが、こういう時に、実際住んでいる日本人の私たちが話すことで、日本をもっと知ってもらう良い機会だと思っています。


また、積極的にボランティア活動をして、江原道から表彰されたこともあります。

Q:江原道でオススメの場所はありますか。

江原道は、自然が多くて綺麗な場所が多いですよね。

その中でも、仲の良いお母さんと子ども達とで行った「襄襄(ヤンヤン)」がオススメです。

江原道の東海側は、海がとても透き通っていて、子ども達も思いっきり遊ぶことができます。それに、人がそれほど多くなくて穴場だと思います。

江原道は、自然の中で遊べる場所が沢山ありますし、美味しい料理、食べ物も沢山あります。

お気に入りの場所を探しに是非、江原道に遊びに来てください^^


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【インタビューを終えて・・・】

韓国社会とうまくつきあい、とても活動的で活き活きとしている山口美佳さん

仕事では、韓国の社員に囲まれながら日々奮闘していると話していました。

私たち外国人が韓国で働くというのは、言葉の問題ももちろんありますが、文化や社会の壁もあり、そう簡単なことではありません。

その中でも、前向きに生活している山口さんの姿を見て、勇気と元気をもらいました


これからも江原道を代表する日本人女性として活躍を応援しています

有意義な時間をありがとうございました!!

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